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続・鈴虫日記

16筆目 続・鈴虫日記



「あゝ、もうじきに羽が生えそうだったのに」
拾い出したスズ虫君の亡骸はナント
ペッチャンコ。
キレイにまるで押し花をしたように
背中から真半分にペッタンコ。
「なんじゃこりゃ!」
スズムシハトモグイヲスルトキイタ。
ぐぁ、養分を吸い取られるとは聞いていない。
オリシモ、皆既日食の話題。
果たしてヨーロッパで復活したドラキュラが
スズ虫たちに取りついたのか!

そして、今度はなんと、白いスズ虫。
いくらガングロの流行が去って
ソノコの時代だからって、
スズ虫まで美白しなくたって・・・
世紀末、ノストラダムシ・・・
あああー、解った!
死んだんじゃないんじゃ。
脱皮したんじゃあ。


暦はもう秋。
残暑の中にも秋の気配を感じて、
スズ虫は少年期を終えて、
もうりっぱな鈴虫へと変身を遂げています。
そして、もうすぐ。
リーンリーン 愛の小夜曲

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