ハリーアップ光線にたまらず、がけっぷち気分で
クジを引き上げたマコト君。
勝敗はいかに!
さっきまで楽勝だと思っていたマコト自身も
さすがに緊張でへろへろになっているではないか。
それはそうだ、この20円で今日の物資調達は終わる。
さっきの三振バーの汚名返上のチャンス。
さらにの周囲の子供達の手前、負けるわけにはいかない
人生のかかった幸福のキップを手にしたのだ。
精神的な疲労は同情するものがある、、と思った読者も
少なくないだろう。
その時である!
「はい、貸し」
おばちゃんは、未開封の幸福のキップを
マコト君の手元から奪い取っていた。
見えただろうか?!
もういちど倍速カメラで確認してみよう。
15フレーム目まではたしかに
マコト君の手に握られていた幸福のキップが
16フレーム目にはすでに
おばちゃんの手に移動している。
ざっと1フレーム0.01秒だ。何度リプレイしても
瞬時におばちゃんの手に奪い取られている事実だけが
確認できるだけだ。これを回避できる子供は、、いや
人間はこの世界には存在しえないだろう。
「あっ」
いったいズルタニに何がおきたのか。
急転直下の展開は次回へなだれこむ。